整理の続き・・・
整頓
安全・品質・能率にかなったものの置き方を追求する事=定位置
例えば
あなたの机の中は、整理されたと思います。ただ、すぐに取り出せる状態になっていますか?また、書類は日々必要な物、週次で必要な物、月次で必要な物に分けられていますか?「探すムダ」が発生していませんか?
改善案
前回の冒頭に説明したように、5S診断を受けていました。そのおかげで社内全体に浸透した実例として、机の一番上の引き出しには、発泡ウレタンを使った改善がされています。それぞれ文房具の必要数を決め、発砲ウレタンを文房具の形に切り抜きそこにセットするのです。使用時も取り出しやすく、またしまう時も一目瞭然です。探すムダを徹底的に排除できます。
実例
また、変わった改善をする部署が・・・皆さんは、重要な規定書やマニュアルはファイリング(厚みのあるファイルを想定)してキャビネットにしまっていますよね?その部署では、全てどの位置にファイルを置くか決まっていました。そして、一目で分かる工夫が。
ファイルを取り出すとファイルと同じ見出しのラミネートされたタグが現れるのです。ファイルがしまわれている状態の時はファイルで上に押し上げられているため取り出すと上からタグが落ちてくる仕組みです。
しまう時にどこにしまえば良いかという「探すムダ」がなくなるだけでなく
使用されている事も遠目から分かるように黄色のタグにしていました。本当に素晴らしいです。
また、ある部署では定位置という考えがあるように会議室の机が移動された時にどの形に戻せば良いか一目で分かるように机に定位置マップを貼ってあったり、床に印をつけていました。