昨日、息子の入学手続きの書類に必要事項を記載しているときに、病歴を記載する欄があり
「こんなの分からないな・・・」と思っていると。
妻が、「母子手帳を見て」と手渡される。
母子手帳等、ほぼ見たことがなく何となく予防接種の記録とか書いてあるレベルかと思っていた。
そして、見るなりビックリ。いつ、どこで、どのような状態になったのか鮮明に書かれている。
母は偉大だ・・・・
※ほんの一部をご紹介します・・・
2012年6月 (2歳3ヶ月)
トイレトレーニング開始。トイレ出来たねシールを貼ってトイレでする事への楽しさを覚えさせる。1ヶ月を過ぎると慣れてしまって、またトイレへ行く事を嫌がり始めた。
2012年8月
トレーニングではなく普通のパンツにする。初めの内は、垂れ流し状態・・・
本人も戸惑っていたが2週間でトイレへの習慣がついた。10月には殆ど漏らすことなくトイレに行く事が出来るようになった。
2012年11月
TVや周りの大人の悪い言葉を真似するようになる。
「駄目よ」と注意すると余計にやる。また、コップのお茶をわざとひっくり返したり。
2014年3月(4歳)
まもなく幼稚園、ストレスのせいか毎日のように「幼稚園に行かない」とだだをこねるようになる。不安に思っている様子。
時は経ち・・・・
2017年11月(7歳8ヵ月)
日中は普段と変わらず元気でミカン狩りに行く。疲れたせいか、19時頃まで寝てしまい、目が覚め、就寝が23時頃になってしまう。24時15分頃、けいれんを起こし、救急車で運ばれる。その後、問題ないとの事で帰宅・・・しかし再度けいれんをおこし、また病院へ。その後「てんかん」と診断され、脳波の検査を定期的に行いながら飲み薬を処方してもらう。(この薬は、グレープフルーツと相性が良くない)
子供は、成長して思春期と呼ばれる時期を過ぎて大人になっていく。小さな頃の記憶はそのままに。
良いことも(楽しかった事、嬉しかった事)、悪いこ事も(悔しかった事、怖かった事)意外と覚えているもの。
忘れていても何かきっかけを与えれば、その記憶が蘇ってくる・・・
どこかで親子の歯車が狂って、小さな事件から痛ましい事件へと発展するケースもある。それは、親
だけではどうしようもない時もある。ある程度の年齢になれば、親の枠から外れ周りの環境で大きく
変わってしまうから。
そのような状態になった時、親も子供も過去を思い出すのだと思う。私がそうだったように。そして、我に
帰る。母子手帳の記録こそが、そのきっかけを作る物であって欲しいと何故かそう思った。

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