直近のブログで、今年のチャレンジを纏めてみたがその中で一番つらい時期であったのが転職活動。
年齢的にも40歳を超えて、転職を考える事等夢にも思わなかった。特段、何かに秀でている訳でもなかったが、30代に差し掛かる前に前職につき約15年間勤めた。そして、退職をする2年程前に親会社への吸収合併、アメリカ人の代表取締役就任、業務縮小化が足早に進み主要3事業の内、2事業を別会社として売却。
仲間が一人、また一人とこの会社に見切りをつけて辞めていく。40代~50代にかけて早期退職者も募っていた。少なからず、やりがいを感じていたものの不満もあった。転職活動も開始しつつ、早期退職の話を上司に相談した。上司も同じく業務縮小に不安感じていた一人でとても共感して頂き、私の転職について背中を押してくれた。とはいっても久しぶりの転職活動であり良い企業が見つかるかも分からない。
私の性格上、思い立ってしまったら止まらない。流石に、家族もいるため無謀な事は考えない。現状と同ポストか、その業態で自分の知識・技術が活かせる
場所を探す。
とはいっても、一人では心細く「Doda」へ登録し、早速ヒアリング開始。昔は、一人で「ハローワーク」や「リクナビネクスト」から求人を探し・・・というのが主流であったと思うが今は、サポートしてくれる企業があるためとても有難い。
ここで、私が教わった再就職活動のポイントを以下に・・・
主役は自分だという事を忘れない
ヒアリン後は、早速求人をバシバシ紹介してくれるのだが、あくまでも選ぶのは本人。人任せにせず、主体性をもつこと。私は、紹介求人を見ながらもう少しこういったものが良いと細かく要望をしながらブラシュアップしていった。
※1・2度のヒアリングだけでは、伝わりきらないのが現実。どんどん要望を出した方が良いと感じた。
自己理解と市場を理解する
これがもっとも大事と言える。「自己理解」・・・就職活動は自分を売込む活動であり、自分はより良い「商品」だと自分を自分で営業していく活動。そのためには、過去を振り返り「強み」「弱み」を把握して全て自分が希望する企業にフィットするんだというシナリオ作りが必須。
「弱み」をプラスに変える事は一見、無茶なようにも考えられるが例えば、「人の意見に流されやすい。色々な人の意見を聞いてしまう」という弱みがあるとすれば、ではどのように気おつけているかを考えれば良い。「自分で欠点が分かっているからこそ、対処できている」と思わせれば問題ない。弱みが、分かっていない、ぼんやりしている人が1番危険だと企業は見ている。
※現に、弱みの質問は何回か受けたが事前に準備していればまったく問題ない。
スピードとアクション
これは、前職をやめてから如何にスピーディーに再就職できるかがポイント。私の場合、早期退職に手をあげたため退職日が決められており就職先が決まっていた訳でもない。そういった方の話で、3ヶ月以内に決めるのがベストと言われている。企業も長くブランクがある人は取りたがらない。
活動の基盤をしっかりさせる
これは、自分の生活習慣と家族等周りの理解の事。出来る限り、前職のときと同じような生活リズムにすること。特に起きる時間は重要。昼寝等も避けるべき。私はここで暴飲暴食して寝てしまい、生活習慣が乱れていった…
行動を計画化する
これは文字通り、行動計画を立てて動く事。1日何社に応募する、等と具体的に目標を立てると良い。また、終盤はいくつも面接が入るためスケジュール管理は必須。(今はリモートでの面接も多いため以前よりはまし)
実際に、私は100社程応募をかけて面接までこぎつけたのは15社。これでも年齢的には良い方らしい。時に面接が入らずまた、良い企業が見つからない時もあると思うが挫けず頑張ってほしい。
※参考までにこのように一覧にして管理していた。↓