俺のひとり言

だたの独り言です。中には有益な情報もあるかもしれません。

【過去】物流(物が・・・流れる・・) 倉庫管理の世界へ~赤裸々に事実を書く~

前回の塗装業の話から、29歳で転職を決意し大手の物流子会社へ。面接は2回で筆記試験もあった。

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面接そして内定


本当に物流という物を何も分かっていない素人。倉庫管理も未経験。ましてや、パートさんの管理等・・・
※塗装業では確かに主任ではあったが、みな勝手きままにやっていたので


最終面接では、その後伝説化された回答が飛び出す・・・


社長:「物流とはどういうものだと思う?素直に答えて欲しい」
私 :「はい。・・・・物が・・・・流れる・・・・」
※その後幾度となく、ネタにされ、私も「おいしい」と思っていた。

失笑・・・・

だが、何故かそれ以外の回答はスムーズにいき「これはいけたな」という感触もあった。そして、内定。

※ある意味で面接官を操ったのかもしれません・・つかみはOK。

配属先にて「王子」命名

そして、最初に配属されたのは、複数のグループ会社を荷主にもつ部署。私もカメラの補修部品・生産部品等を取り扱う部署で派遣さん1名、パートさん6名程の管理を任された。もちろん、荷主とのやり取りもあるが荷主は同じ建屋に駐在していた。
※少し前に、属人化・お局化の話をしたが、この部署である。


この部署は、グループリーダー(50代後半)、チームリーダー(30代後半)、先輩社員が30代前半が3名、40代後半が1名、そして私の構成。
※まだ、あの例の方は異動前


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挨拶

私:「〇〇と申します。~ご指導の程宜しくお願い致します。」


部署のパートさん達:「若いわね」「細い」「イケメンね」等々
パートさん達が小声で話している・・・(聞こえてますよ・・)


そして、付いたあだ名が「王子」・・・・なんでだ。

↑イメージが違うが、こちらは大作ですよね。滅茶苦茶面白い!!

引継ぎ


前任者からの引継ぎが開始される。前任者は、妊婦さんで産休に入るとの事
後、2ヶ月程あるから引継ぎも問題ないとの事。完全な未経験者でパソコンすらほぼ触っていない状態・・・引継ぎに十分な時間が貰えると安堵した。
※面接では、「ある程度できます」と答えていた。


同じ年の女性で、とてもさばさばしており口調は強めだがとても丁寧だったのを覚えている。


まずは、事務のSAP(受発注・仕入れ購買等色々な用途があるシステム)入力
・電話対応・メール。電話での問い合わせ対応・荷主対応等を行った。
もちろん、ド素人のため電話も緊張してろくに取れず(3コール以内)怒られる日々。


そして、現場はというと目の前で作業を行っており、パートリーダーのような方が回してくれており大変助かっていた。ただ、この方は前任者が認めていただけで回りとはなにか距離があった・・・同じパートはパートなのだ。
しきられて良い気分ではないのだろう。



そうこうしている内に2週間が達、少しは業務になれ現場にも入る事があった。そして、事件が起こる・・・・・


突然の前任者休みの連絡・・・私は頭が真っ白に。どうやって現場を回せば良いのか?事務は大丈夫なのかと・・・まずは、グループリーダーに現場の状況を説明し相談した。急ぎの出荷も間に合いそうもない・・だが、他の正社員はだれも他のセクションの事等把握していなかったのだ。


どうにか、優秀なパートリーダーと事務の派遣さんの協力の元切り抜けたが・・・


前任者の方は、そのまま産休に入る事になった。是非大事をとって欲しいと願う反面。周りの対応に腹が立ってきた。こういった事を想定して何故もしもの
仮引継ぎみたいなものをしていなかったのか?もしかして、入社して2週間の私に丸投げかと・・。

※前任者の方は、とても優秀な方だと気づいた。周りの正社員は頼りにならないと判断し、パートリーダー・事務の派遣さんを頭として教育していたのだ。とても厳しく指導されたと言っていたが、とても尊敬しているとも言っていた。


話しがそれてしまうので割愛するが、実はこれがもっともNGな事。正社員が頼りにならない⇒派遣・パートが役割以上の事をこなす⇒気が付いた時には無法地帯となる⇒独自のルールができあがる⇒次世代の若手正社員は馴染めず辞める


やはりここでも他は頼りにならない。自分が一番理解できている人間になろうと心に決めた。



担当エリアの概要

①取り扱い品:カメラの補修パーツ・生産パーツ

②保管・作業スペース:250~300cm²

③在庫金額:??

④取り扱い品目数:3000品目くらい

⑤取り扱い点数:??(ビス・シート等細かい物を含むと・・)

⑥入荷量:週に2度、中国より入荷があり2~3PL程度(大・小含めても40ケース程度)/国内ベンダーからも少々

⑦出荷量:500~600行(1オーダーに対しての品目数・明細数が1つで1行)

⑥棚卸方法:循環棚卸※期末にはAランク品(高級品)1000品目のみをカウント

⑦一日の流れ:午前中は、入荷対応と海外出荷対応(14時?までに保税エリアへ搬入しなければならないため)/午後は、国内出荷を粛々と。また、手空きの時間で、個装(部品を帯電防止袋に入れて出荷できる状態にする)や循環棚卸を実施

⑧使用システム:SAP、倉庫システム(日立ベース独自カスタマイズのWMS)
※海外出荷の際は、輸出システムと連携、生産パーツは工場の生産管理システムを使用




次回に続く