表題を見て希望の光を見た方はいらっしゃいますか?いない事が一番良いのですがそうもいかないでしょう。私も、何度か経験があります。その度合いの幅は広いと思いますが、当事者(被害を受けている方)はみな同じ気持ちです。大きいも小さいもありません。
ここ一番大事だと私は思います。第三者は、「このぐらいの事で?」と言う。当事者は「そうかな?まだ頑張って耐えよう・・と」ここが大きな間違いだと早く気付くべきです。
自分を信じて下さい。今まで、生きてきた人生を振り返って考えて下さい。そんなに自分は根性がないですか?我慢ができない人間ですか?協調性のない人間ですか?どれも違います。あなたはまともです。
周りにまともな人間がいないだけです。例えば、あなたは仕事の効率が悪く仕事が遅い。間違いが多い。とします。まともな上司であれば、叱咤激励はあるにせよ責任を持ってくれます。フォローしてくれます。次に間違いがないよう教育してくれます。
以下は私の経験談になります。偽りはありません。本当に辛い経験でした。
トラウマでもありますが、少しでもみなさんのためになればと思います。
私はある会社に勤務していた頃、仕事はとても好きでした。ただ、営業の無理な要求に製造側は断る事ができず徹夜の作業が当たりまえ。体調を崩すものもいました。何とか、チームで頑張って早く仕事を終わらせるよう努力しました。耐えました。
しかし、何も変わらない。私は糸が切れてしまい・・「もう辞めよう」と思いました。その時、妻が私を支えてくれたおかげで会社を変える手段を考える事にしました。所が、上司・社長までも何も考えていない・・・もう駄目だと思いました。このままではみな疲弊していくばかり。正直、会社の事等どうでも良かった。
そして、労働基準監督署へタイムカードのコピーを持ち駆け込み。全ての事実を話、自分の思いを伝えました。「会社を潰したいわけではありません。まともな会社に戻して下さい」と。その後、会社はバタバタと資料を集めだし何やら裏でやっていたのは気づいていましたが・・・そこまで変化があったのかと
言われれば良く分からず、自分のために会社を辞めました。
おそらく、何かしらの対応は行ってくれたのだと思います。無意味ではなかったと信じています。そして、行動を起こした自分を褒めたいと妻にも感謝しています。ただ、このように常に行動を起こしていたわけではありません。
この後も、上司からパワハラを受ける事がありその時私は、恐怖に耐え体調を
崩し4か月の休職に入りました。その後異動となり事無きを得たのですが、その上司は何度もパワハラを行っているのにリーダー格。会社がおかしいと思いつつも医療メーカーの子会社で小さな会社のため曲がり通っていました。
それから数年後、親会社への吸収合併が決まり私もそのあおりを受け他の会社へ移りました。その後、パワハラ上司がどうなったかと言うと、私の知るメンバー達がパワハラの事実を纏め親会社へ報告。既に、マネージャークラスへの昇格が決まっていた上司は、降格となり二度と旧職場のメンバーと接触する事が許されなくなったそうです。
※こういった対応をみるとやはり一流の会社はしっかりしているなと思います。
最終的に、何が言いたいかというと「耐えるのではなく、行動におこす事」が重要だと考えます。これは、何かの受け売りではなく本当に、経験事実に基づく話です。耐えて良い事はありません。あなたが実際受けているのだから事実です。勇気を出してみて下さい。一歩踏み出せば、みながカバーしてくれます。以外にも周りはあたなたが動くことを願っています。