俺のひとり言

だたの独り言です。中には有益な情報もあるかもしれません。

宮迫さんも頑張っている!!~格闘技をもう一度~

元雨上がり決死隊の宮迫さん(54歳)がキックボクシング(アマチュア)デビューしたとの事。判定負けではあったが、すばらしい挑戦だ。

格闘技には、不思議な力がある。
特に男は昔から「強さ」に憧れる。


小学生、ガキ大将に負けた時・・・


中学生、先輩に呼び出されいびられた時・・・


高校、ヤンキーに絡まれた時・・・


等々、何度も強さに挫折し「最強」を諦める。その点、頂点に立つ者は挫折はあったにしろ、諦めず「最強」を誰よりも求めた結果。


私も、それに憧れた一人である。入りは漫画だ。


「バキ」「特攻の拓」「仁義御免」「ウダヒマ」「クローズ」「ワースト」
等々・・・


特に高校生の頃、今は映画化されているが当時はそこまで有名でなかった「クローズ」の坊屋 春道に憧れた・・・息子の名前も「春道」にしようとしたが
妻と意見が割れ、片方だけにした。



中学時代は野球部であったが家で一人シャドーボクシングをしていた。そして、高校からボクシングの世界へ。
とはいっても、ボクシング部はなく鴨居にある「花形ボクシングジム」へ通う。プロになろうなんて事はなく練習生として入会。


そこでは練習生も、アマチュアもプロも同じ場所で練習をする。私もプロとスパーリングをし当然毎回ボコボコにされ、通うのが嫌になった時期もあった。
※当時、バンタム級で東日本新人王となった方とたまにスパーをして左手だけでボコボコ


暫くして、後に世界チャンピオンになる星野さん(当時日本チャンピオン)と出会いそして、「名前なんて言うの?君強くなるよ」今でも鮮明に覚えている。
※ちなみに星野さんは、ミニマム級(一番軽い)で先程のバンタム級の方の歯をスパーリングで折っている・・・どんな世界だ・・・


そう。こんな世界で私はやっていけるはずもなく早々リタイア。時々通う程度で4年程経験した。会長である花形さんも元世界チャンピオンだがとてもとても優しい方であった。※知る人ぞ知る、大場 政夫氏に勝ったその人だ。


ただ、やはり元世界チャンピオン・・・拳の硬さは半端ではない。本当に岩なのだ。かる~く「コツっ」とされただけで激痛。こんな拳で殴られたら・・・
「はじめの一歩」の鴨川会長ばりの鉄拳である。
世界戦の前の日も普通に仕事をしていたらしい。そして、当時世界戦は15R・・・化け物である。


格闘技経験者なら分かると思うが、人を倒すために日々鍛えリングに上がる。そして、何の恨みもない相手と殴り合い・・・そして観客は歓声をあげる。


格闘技には人を無条件に熱くする不思議な力がある。そして、それは何歳になっても心のどこかに在るものだ。
今、正にダイエット中で鍛えてもいる。40代後半には間に合いそうだ。