この話題を見た時、息子の顔が浮かんだ。以前、息子について触れた事がある。ゲームに熱中していると。そう、それがフォートナイトである。このゲームは中毒性があり一度はまったら抜け出せない・・・みなさんこのゲームを知っていますか??
フォートナイトというゲーム
どのようなゲーム?
『フォートナイト』(Fortnite)は、Epic Gamesが販売・配信する、2017年に公開されたオンラインゲーム。クラフト要素のあるサードパーソン・シューティングゲーム(TPS)であり[4]、PvEアクションやバトルロイヤル、サンドボックス、レースゲーム、リズムゲームといった異なるゲームジャンルのゲームモードを提供している。
2018年4月の月間売り上げは、約325億円となり全米いや世界を震撼させた・・プレイ人口は数億人とも呼ばれている。
所感
あくまでも私の所感だが、面白みを感じる所は以下。
- オンラインゲームで友達や見知らぬ人とプレイする事ができる
- 友達と会話しながらプレイできる(時に喧嘩もしているが・・大丈夫か?)
- 無課金でもプレイには何も支障はない
※一部、スキン(キャラクターの事)により優位性をもたせる事ができるが
- 上記により、自らが極めれば極めただけうまくなれる
- 通常のTPSゲームと違い、「建築」という新たな技術が加わり建築をしながら戦うのだ。この建築がエイム(相手に的を合わせる事)よりも重要ではないかと私は感じる。
- 相手を打ちのめした瞬間、脳汁が爆発するのだ。建築の攻めぎ合いの中では、相当な駆け引きが繰り返される。相手が強ければ強いほどに白熱し勝った時はたまらない。
※横槍が入り、引かざる終えない場合もある。(「漁夫が来た」とか言ってます)
- アリーナで高いランク帯にいくと有名プロゲーマーにあたる時がある(そして、色々な好条件が重なると勝てる場合もある)
そして、子供さながらに私もはまっていく・・・・(おまえもだったんかい!)
そしてはまっていく・・・(ダーマちゃーん)
きっかけ
2018年〜2019年頃、私は仕事に疲れておりストレス発散のため何かを求めていた。結婚前はパチンコ、スロット、フットサル、友達とミット打ち、釣り等多種多様な趣味があった…
そうどれも今やるには少々難しい。(釣りはたまに)そんなとき、Swichで息子が何やら楽しそうに遊んでいる。
私、「何のゲーム?」
息子「フォートナイトだよ」
私「何それ?面白いの?」
息子「面白いけど、ラグい」
私「ラグいって何?…」
息子「・・・・・」
そこから少しずつ興味を持ち始め、夜な夜なみなが寝静まった頃Swichをつけ息子のアカウントでプレイをする私。はまるのに時間はかからなかった…直ぐに所感通り魅力に取り憑かれた。
ひどい時は、夜中の3時くらいまでやっていた時期もある。プレイ時間が友達にばれてしまうため息子は「おまえ夜中の3時までやってただろう?」と言われたらしく、息子から「お父さん夜中やるの止めて」と・・・妻が激怒・・・
「よし、もう止めよう!大人なんだから情けないぞ」
「よし、別のアカウントを作ろう!!」
※ダメ親である・・
プレイ詳細
大雑把だか、大きく分けて「通常マッチ」と「アリーナ」(現在はランクバトル)の2種類がありその時マッチしたプレイヤー100体が同時にバトルフィールドに降り立ちバトルが開始される。
「通常マッチ」はbotと呼ばれるコンピューターとプレイヤー(人がプレイ)が混ざり、割と初級者対応。アリーナはプレイヤーしかおらず、ガチ勢が多い。
当然、通常マッチから始めた。シューティングゲームも久々だったのでエイムを合わせるのもやっとのこと。特に、SwichはFPSが低いためタイムラグが発生する。(これを息子はラグいと言っていたのだ)また、武器の多さに面食らう。更に武器も多種多様なのだ。
ショットガン(至近距離)サブマシンガン(中距離もいける)アサルトライフル(長距離)ロケットランチャー等々。回復アイテムもありミニポ(ミニポーション?)デカポ、チャグスプラッシュ?チャグジャグ?(分けわからん)
更には、ブギーボム(敵を躍らせる) スティング(おなら爆弾)等々 ユーモアに
溢れている。
※Epicさん考えるのも一苦労・・
ついには・・・
1年くらいたった頃だろうか、私の建築技術とエイムは同世代のSwich勢(ガチ勢はほぼ、PCだろう。若しくは少々PS5)の中では上位だろうと自負していた。(自慢する話ではない)
そんな、ある日いつものようにプレイしていると回線の調子と強い敵ばかりに
当たりイライラが爆発・・・コントローラーを投げスティック部分が・・・・
「カラーン・・・」
暫く、私も息子もプレイが出来なくなった・・・息子よスマン・・・そして私は止めた
YouTube プロゲーマーの世界
ネフさんみたいに・・・
ここまでは私の話で、悪い例だと思って欲しい。私が、フォートナイトを好きになったもう一つのきっかけは、当時プロチーム(企業) GameWith に所属していた、ネフライトさんの影響も大きい。「ゲーム ウィズ そぞくのネフライトです」で お馴染み。超絶に活舌が悪いのだ(笑)※本人公認
実力もさることながら、YouTubeでの楽しんでいる姿はファンを魅了する。前述でアイテムの多様性の話をしたが、シーズンによって変化するアイテムをうまく使いこなし誰も思いつかないであろう策略で敵を貶める。最後は決まって「ビクロ~イ」(Victory Royale)と叫ぶ。。
eスポーツ
また、フォートナイトというゲームはある程度のランクまでいくと年齢制限はあるものの誰でも大会に参加でき賞金も貰える。記憶が曖昧で申し訳ないが、世界大会で10代半ばのプレイヤーが数億を手にした。この破格の金額からも人気の凄さが伺える。
大会では、ソロ(一人)以外にもデュオ、トリオ、スクワッドと複数人がチームとなって戦う事が多い。生配信を見て頂ければ分かるが、10代そこそこの息子と同世代の子供たちが必死で声を掛け合い
プレイしている。eスポーツとはよく言ったもので、スポーツなのだ。本当に、高校サッカーの強豪校並みに声を出しプレイしている。
また、生配信をしている事が多く発して良い言葉や著作権を理解している。(中にはひどい輩もいるが) そう、ゲームが遊びと片付けられる時代は終わっている・・・
ゲームとの向き合い方 =息子との向き合い方
これはそんなに単純な話ではない・・私自身は、性格上熱しやすいが冷めやすい事と生活がある以上、支障が出てはいけないと踏ん切りをつける事ができた。
だが子供達はどうだろう。ゲームを取り巻く環境、前述の通り成功すれば生活もできる・・・ゲームをするきっかけは無数に転がっている。現に、息子の友人には大会にも出ておりプロから声のかかる子もいる。
私は、息子に問いかけた事がある。「何も、一般的に言われる普通の進路ではなくても良いけど、大多数の人とは違う道に行く勇気はあるか?」内心は、無難に
全日制の高校へ進学して欲しい気持ちでいっぱいだった。息子は、ゲームは好きだがそのような道に進むつもりはなかったようだ・・・(だったらこの重要な時期
勉強をしろと)
「ゲームをやりたいから部活をやめる」「ゲームをやりたいから通信制に通う」
「ゲームで食べていく」こういった声を身近でも聞くようになった。これが異常
という話ではなく、このような価値観が生まれている事に、親世代はついていけていない気がする。
もし、子供が本気でこのような相談をしてきた時みなさんならどのように答え導いてあげられるだろうか。
PS.ちなみに子供はPS5でゲームをしており、高校に受かればPCを買ってあげても
良いかなと考える今日このごろ・・